VCRVAL-2U/E 環境整備から開始

ゴールデンウィーク中に到着していたRAIDBOXのVCRVAL-2U/Eですが、ようやく梱包を解き、電源を入れてみました。

問題なさそうなので、設定を始めようと思いLCDパネルからIP ADDRESSを変更しようとしたところ、パスワードがわからないことに気づきました。遅すぎる?w

初期設定時のパスワードや適当な羅列を試してみたが、当たるわけはない。

そこで、サポートに聞いてみた。

「パスワードのリセット(初期化)や工場出荷時の状態に戻す方法を教えてください。」

と。

簡単に、パスワードリセットが出来る物だと信じていただけに、この回答にはガッカリ。

「この製品では、初期状態に戻したり、パスワードをリセットすることが出来ません。」

メンテナンス用パスワードがあるらしいですが、そこは製造メーカーとの契約?があるのでしょう。一般顧客には教えていくれる訳はないです。

すこし、呆然としながらRAIDBOXのLCDパネルをポチポチと触っていた時、ふと思いました。

「初期パスワードの逆打ちなんて事はないやろか?」

まさに、ビンゴでして めでたく管理画面に入ることが出来ました。

あとは、導入環境に合わせてIP ADDRESSやmail アラート、snmpなどの設定を一通り行い、イニシャライズを開始しました。

現在、入っているHDDは120GBのもので、8本あります。

これをRAID6+ホットスペア1台という設定でイニシャライズしてみました。容量にして600GBほど。RAID6+ホットスペア1台という設定ですが、232cから設定すると、もしかしたら もう少し細かな設定が可能かもしれません。が、未確認です。

WEB GUI上でイニシャライズしましたので、選択項目でRAID5+ホットスペア1台あるいは、今回 利用したRAID6+ホットスペア1台の設定でないと冗長性に欠けそうです。以前 RAID5を壊した経験を持つ私は、同じ轍を踏みたいくないので、RAID6+ホットスペア1台にしました。

さすが、容量が少ないHDDだけあって、1TB HDDをイニシャライズするのとは時間的に大きく違いました。正味1時間弱でしょうか。

RAIDBOXの動作確認が出来ましたので、RAIDBOXの構成をすこし変更したいと思います。Raid SubSystemのMemoryは256MB載っているわけですが、これを最大容量の1024MBのメモリに差し替えるつもりです。Cacheは多い方がアクセス早いでしょうし。ちなみに利用されているMemoryはPC2700 DDR ECCとなっておりました。

明日からは移行準備の第2弾として、HDDの調達準備と、DELL POWEREGDE 1950にSolarisを導入準備を始めることになります。最近ではHDDの価格がずいぶんと下がったので、コスト的に助かる。WD 1TByte HDDだと8千円を切る価格帯ですから8台分で6万円ほどで導入できる計算です。

OSの選定ではSolarisかESXi or XenServerにするか迷っていましたが、やはり大容量ストレージを管理するにはZFSに軍配が上がります。

今回 導入するシステムでは、ZFSルートプールを使用してインストールしてみようと考えています。現在のSolarisはSolaris 10 10/08のようですから、U6あたりになるのでしょうか。

また、ZFSには、SSDを配備してZFS Cacheとして機能させる計画です。

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