ThinkPad X61 Tablet SSD化

X61にもSSD

使ったのは、OCZSSD2-1VTX120G 所謂 Vertex シリーズです。
どのSSDにしようか、結構な日数を迷いました。が、結果的にX61にインストールしていたHDDが120Gという容量なので、それ以下の容量ですと現在運用しているものが利用できなく恐れがあり、SSDかつ120GB以上の容量を持つものをピックアップすることになりました。
しかし、SSDで120GB以上の容量を持つのは、まだまだ種類が少なく選べるというレベルではありません。
実際 探してみると(店頭販売)OCZ製かBuffalo製のSHD-NSUM120Gしかありませんでした。容量は60GBになりますが、AKIBA PC HOTLINEに記事がありました。能力的に同程度の感じ。ただBuffalo製はUSB端子付 いまとなると、Buffalo製造が便利だったかも。
情報を集めいていたときに、見つけた記事でWindowsXPでAHCI化すると速度が速くなるとのことで、時間できたらやってみたい。

デジタル家電系日記

前置きはさておき、Diskmarkで計測してみました。

diskmark

結果はこのような数値になりました。

そこそこ数値になっているので快適です。
書き込みも、INTEL X25-M Mainstream SATA SSDと比べて遜色ない感じ。

しかし、TrueImageでディスク丸ごと落とし込んだつもりですが、WindowsXP以外のOSが起動してくれません。X61はWindows XP SP3とWindows Vista SP1それにUbuntu8.0.4LTSのトリプルブートです。

トリプルブートの問題は、最悪 2つのOSの再インストール作業が必要。めんどくせーなー!

さて、SSDの種類も4つめになりましたが、明日、Shuttleマシンでも計測し用途思います。

続いては、

Shuttle SG33G5 + SSD PATRIOT 128GB

shuttle_patriot

READは確かに早いですが、WRITEはOCZと比べると半分程度。価格的な差を考えるとPATRIOTでも十分だったかな。

比較したと言ってもマシンが違うので、体感程度と考えた方がよいです。

[windows] SSDでもデフラグは必要です。

いきなりですが、会社で使っているShuttle SG33G5ですが、SSDにWindowsをインストールして使ってます。

が、最近 ものすごくモッサリです。特にFirefoxやIEなどブラウザを立ち上げてレンダリングが終わるまでの時間がものすごく長くなったり、ATOKで変換する際 フォームに文字を入れて変換してもフォームに文字が表示されなかったりしてました。

なにか、ドライバとかWindowsOS上の不具合かなと思ってましたが、どうやらSSDのフラグメントが原因のようでした。

UltimateDefrag(日本語化)でサクッとフラグメントを解消したとたんに、快適な環境に戻ることが出来ました。

今まで、WEBやBLOGなどたくさんのサイトで書かれている「SSDはデフラグの必要なし」というのは、誤りだったようです。

しかし、今更ながらデフラグの重要性を実感する1日でした。

ところで、MacOSXは優秀なファイルシステムですね。OSXをクリーンインストールしてからデフラグしたこと無いですが、モッサリ感は皆無です。

ちなみに僕がこのマシンで使っているSSDはPATRIOT PE128G S25S SDRです。なんせ安いんだもんねー。

PATRIOT WARP ハイスペック超高速 SSD 128GB PE128GS255SSD

Partition Imageを使ってバックアップ

OUR OWN RISK

Partition Imageはハードディスクのパーティションの内容を丸ごとバックアップするためのソフトです。ファイルコピーによる方法とは異なり、パーティションの内 容をそのままイメージファイルで作成します。LinuxだけでなくWindowsやOS/2などのパーティションにも対応しているため、Windowsの バックアップにも利用することができます。

Partition Imageは、ハードディスクのパーティションの内容を1つのイメージファイルに書き出す。ファイルをコピーするのではなく、ハードディスク上に存在するデータの並びをそのままファイルにするソフトです。対応しているファイルシステムは、

  • Linux ext2
  • Windows FAT/FAT32
  • OS/2 HPFS など

Linux に同様な機能をであるddコマンドがあるが、Partition Imageではデータが書き込まれている部分だけをファイルに書き出すため、資源を有効に使うことが可能です。パーティションの大きさが大きくても、使用 容量が少なければ、Parttion Imageを使って作ったイメージファイルは小さく、また処理時間を短縮することが可能です。さらに、gzipまたはbzip2で圧縮可能で、ファイルを より小さなイメージで作成可能です。ddコマンドでは使用/未使用に関係なくすべてのデータをファイルイメージとして書き出し、圧縮もサポートされていま せん。

同じ設定の複数のPCを簡単に作成可能

Partition Imageは、通常バックアップにはもちろん、それ以外にも使い道があります。たとえば、学校や会社、研究機関等、同じ設定のPCをたくさん用意しなけれ ばならない場合です。一台には通常の方法でインストール設定する必要はありますが、残りはハードディスクの中身をそのままイメージでコピーすれば簡単に、 しかも短時間で作成可能になります。ハードディスクイメージを作成する際は保存媒体の容量に合わせてイメージファイルを分割可能です。例えば、CD-Rに保存するなら、650MBに分割するといいでしょう。MOに保存するなら、その媒体に合わせて230MB、640BM、1.3GBに分割すればよい。

注意点として、kernelのバージョンを確認する必要がある。

kernel2.2では、1つのファイルの最大容量が2GBという制限がある。そのため、少なくとも2GBごとにファイルを分割しなければなりません。

Kernel2.4系ではその制限がなくなりました。

boot diskの作成

用意されているLinux Kernel 2.2.16またはLinux Kernel 2.4.2のboot diskと、Partition Image用のroot diskを使う。また、CD-Rを持っているならCD-Imageを落として焼くとよい。

Parttion Imageのホームページでイメージが公開されています。

Partition Image配布元

作成するには、windowsならRAWRITE.EXEを、Linuxならddで作成する。

Windows

各イメージファイルの名前をbootdisk.raw,rootdisk.rawに変えます。dosの仕様のため。
変更後、RAWRITE.EXEで各ディスクを作成します。作成方法は、Linux install diskを作成するときの要領で作成します。

Linux

  • # dd if=partimage-bootdisk-2.4.9-1.raw of=/dev/fd0
  • # dd if=partimage-0.3.6-rootdisk-2.raw of=/dev/fd0

イメージが作成できたら、フロッピー またはCD-ROMをセットして起動します。フロッピーの場合は画面に「VFS:Insert root floppy disk to be loaded into RAM disk and press ENTER」というメッセージが出たら、root diskに差し替えEnterキーを押します。
システムが起動するとloginが出ます。

  • rootでパスワードは不要です。
  • キーマップの読み込み。
         # loadkeys jp
         101キーボードの場合は設定不要ですね。
  • 作成するイメージファイルを保存するためのパーティションをマウントする。

    使用例1

    /dev/hda1のext2をファイルシステムイメージを/dev/hda2のvfatパーティションに保存するには、

         # mount -t vfat /dev/hda2 /mnt
         # partimage -od -f1 -z1 save /dev/hda2 /mnt/hda2.partimg.gz

こ れは、/dev/hda2の内容を/mnt/hda2.partimg.gzファイルに書き出します。-odオプションは既に同盟のイメージファイルがあ る場合、上書きとなる。-flオプションは処理が終了したら、PCをshutdownする。-zlオプションはgzipで圧縮する。各オプションは、

     # partimage --help

で表示されます。

使用例2

CUIの画面に従いメニュー形式でオプションを選択する方法があります。これは、partimageをオプションなしで起動すると、このモードになります。

     # partimage

こ のモードでは、最初に新たにイメージファイルを作成するか、あるいはイメージファイルからパーティションに書き戻すかを画面下端の[Action to be done:]で指定します。ここでは、「save partition into a new image file」を指定して、新たにファイルを作成するモードを選択します。そして、画面上端のパーティション一覧「Partition to save/restore」でイメージファイルを作るパーティションを指定します。次に、作成するイメージファイル名を画面中央の「Image file to create/use」に指定します。各項目はTabキーを押すことで移動します。

「>」を押して次に進むと、ここでは圧縮形式などのオプションを選択する。作業終了後の処理などを指定して「」を押すと実際にイメージファイルを作り始める。リストア時も作業手順は同じです。

注意点

Partition Imageを使って、イメージファイルにするパーティション、あるいはイメージファイルを書き戻すパーティションは、Linuxの表現方法で指定する必要 がある。例えば、IDEプライマリバスに接続したマスタードライブ内の1つめの基本パーティションは/dev/hda1となります。各パーティションを確 認するには、procファイルシステムを確認します。

     # cat /proc/partitions

次に、作成したイメージファイルをハードディスクに書き戻す際。現時点ではfdiskのようなパーティション作成はサポートできていない。つまり、書き戻すときは、先にfdiskでパーティションを切っておく必要がある。
また、バックアップしたパーティションの容量と書き戻すパーティションの容量を同じにしておく。